心霊スポット巡りをしていたら1~2ヶ月に一回金縛りが起きるようになった
僕は19歳の夏に初めて金縛りが起きて以降、25歳現在、1~2ヶ月に一回金縛りが起きるようになりました。
あまり言っても信じて貰えませんが、声が聞こえる事もあれば、自分以外誰もいないはずの部屋なのに、人が身体の上に乗っていた(一瞬しか見えなかったが)事もあります。
僕は霊的な類な物は一切信じていませんので、こういった現象は全て、金縛りによる幻聴、幻覚だと思っていますが、その上で、この金縛りが起きるようになったきっかけについて書いていきたいと思います。
19歳の夏に色々な心霊スポットを巡った
僕は高校卒業後、一年間の浪人期間があります。
裕福な家庭ではありませんでしたので、予備校には通わず、バイトをしながら受験費用を貯めて、帰宅後家で勉強するという生活リズムでした。
とは言え、その時バイトしていたスーパーでは、女子高生や同年代の子達がいっぱいいて、バイトが終わったら遊びに出掛けるという、浪人生としては失格ですが、毎日非常に楽しい日々を過ごしていました。
そんな中、みんなが夏休みを迎える頃、バイト先の先輩が、「心霊スポット巡りしようよ!」と言い出しました。
僕は幽霊などを信じていませんし、先輩が車出してくれるし、女の子が勝手に怖がってくれて盛り上がるし、などなど、夏のイベントとしてはベタでしたが、結構ノリノリで心霊スポット巡りをしていました。
具体的にどこに行ったかは避けますが、ネットで検索して出てくるような、有名どころばかりです。
心霊スポットを色々巡った1週間後、初めての金縛りが起きる
実際心霊スポットをいくつか巡ってみて、特に気配やら何かが見えたという事はありませんでした。
入ってはいけない所へは入ってないし、何かその場所を荒らしたという事もありませんでしたし、一緒に行った人達も気分が悪くなったりというのも無かったです。
ですが、僕はその1週間後、初めての金縛りが起きました。
朝の5時頃、身体にビビッと電流が流れたような感覚がし、目だけが開いているのですが、身体が動かないのです。
「あっ、これ金縛りだ」と瞬時に判断出来たのですが、身体は動かないし、めちゃくちゃ嫌な感じだけはしました。
と、金縛りが起こった直後、機械音で作られた様な凄い高音な声で、「こんにちは」と聞こえたのです。
その瞬間に身体を全力で動かして、金縛りが解除されたのですが、「19年間生きてきて一度も金縛りにあった事がないのに、このタイミングで金縛りが起きるなんて・・・」と、ちょっと心霊スポット巡りが原因なのかなと思っています。
金縛りで感じる物はあくまで幻聴・幻覚
金縛りは、「身体はまだ眠っている状態だが脳は起きている」時に起こるそうで、そこで見えたり聞こえたりするものは、脳が勝手に作っている物と言われています。
「Wikipediaの金縛り」ページには、僕が体験した事がその通りに書かれているので、おそらくその通りなんでしょう。
しかし、声は気味の悪い声ですし、人が身体の上に乗っている時は、めちゃくちゃリアルな老婆だったりと、ホント一日嫌な気分になります。
今となっては金縛りに慣れて、「またか」と思うようにはなりましたが、今でも声が聞こえたりすると寒気がします。