ネットで広がる可能性

ネットには無限の可能性を感じますよね。色々な可能性を広げていきたいなぁ。

ブログの広告収入だけで生きていくのは、今後どんどん厳しくなるだろうと思う

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僕が購読しているブロガーさんの多くは、ブログの広告収入だけで生きていこうなんて思っている人は少ないのかなと言う印象を受けますが、今後ブログの広告収入だけで生きていくのは、どんどん厳しくなっていくと思っています。

これはあくまで僕の私見であり、インターネット業界は何が起こるか分からない上に非常に流れも速いです。

その上で、僕がここ最近ネット業界を見ていて、ブロガーはどんどん厳しくなっていくなと感じる理由について書いていこうと思います。

WEBメディアが儲かる事があまりにも知れ渡りすぎた

「ちまちまブログなんて書いているくらいなら働いた方がマシだ!」

ブロガーの収益公開エントリには、大体こんなブクマコメントが付きますよね。

僕は別にブログに限定せず、WEBメディア全般として考えると、「これ以上の仕事って逆にあるの?」ってくらい業界は潤ってるように見えます。

在宅で文章を書いているだけですし・・・、ブログをやる目的がお金になっているのは違うっていう意見があるのはまた別の話です。

こんなコメントをしても何の意味も無いのに、毎回こういったコメントは湧いてきますよね・・・。

とは思っているのですが、あくまでこの状態は現時点での話です。

僕はここから先、個人ブロガーや小規模メディアはどんどん厳しくなっていくだろうと感じています。

その理由は、「WEBメディアが儲かる事があまりにも知れ渡りすぎた」からです。

大手企業が凄いスピードでメディアを量産している

某大手キュレーションサイトが某大手企業に買収された話は記憶に新しいかと思いますが、そのくらいから、大手企業が続々とメディア運営に参入してきています。

現時点でのGoogleの評価軸では、キュレーションサイトは評価されますし、かなり検索トラフィックのある大きいキーワードであっても、キュレーションサイトの下層ページが上位表示しているなど、今後検索結果のほとんどで大手企業のメディアを見る日も近いでしょう。

この様に、大手企業が数で勝負してきている中、個人ブロガーレベルの量産では太刀打ち出来るはずがないのです。

ここ最近で、「記事の量産はスパム判定される」なんて記事かコメントを見たのですが、そんな訳ないだろとちょっと笑っちゃいましたね。

大手キュレーションサイトは毎日の様に200~300記事が投稿されており、そもそも記事の投稿数によるスパム判定なんてGoogleの評価軸にはありません。

記事の質が低かった場合は、「低品質なコンテンツ」としてのペナルティは一応ありますので、そこだけは注意して欲しいとは思いますが。

量産で勝てないのであれば、コンテンツに力を入れるべき?

大手メディアが量産で勝負しているのであれば、コンテンツに力を入れるべきだと思うのは普通だと思いますが、多分それでも個人ブロガーは勝てません。

WEBメディアが儲かる事が知れ渡って以降、量産型で勝負している企業もあれば、コンテンツに力を入れて戦っている企業も出てきているからです。

これは大手に限らず、アフィリエイトサイトレベルでもこれを実感しています。

5~6年前であれば、ネットで検索して出てくるのは、デザインもコンテンツも見るに堪えないレベルのサイトばかりで、トップページに飛べばおすすめの案件がランキング形式で並んでいるだけの、ホントに質の低いサイトばかりだったかと思います。

ですが、最近はデザインやコンテンツにもそれなりに力を入れていて、全体を通して見やすく、そして情報が分かりやすく詰め込まれている、アフィリエイトサイトと言うよりも、ひとつのメディアとして作り上げている方(企業)が非常に増えてきたと思います。

それが良い効果をもたらしている事のひとつとして、WEBライターの単価が上がっている事が挙げられます。

クラウドソーシングなどを見てみると、数年前までは文字単価「0.5円」とかそれくらいで仕事の募集がされていたのですが、最近では文字単価「1円以上」が結構基本になってきていて、それだけコンテンツに力を入れるっていう意識が強くなってきているのだと思います。

検索流入の取り合いが激化していく

何が言いたいかと言うと、量産型、コンテンツ型に大きな企業が参入してきた事で、検索流入の取り合いがどんどんと激化していく事が考えられます。

検索キーワードは無限にあるとは言いますが、やっぱりメディアが無数に増えていく中で、相対的に1メディア当たりの検索流入数が減っていくのは当然ですよね。

大企業が続々と参入していく中で、これらの企業と正面衝突して勝てる人なんてほとんどいないと思います。

特に、量産型は今後どんどん厳しくなっていくのかなっていうのはやっぱり思ってしまう部分はありますね。

コンテンツ型であれば可能性はありますが、丁寧にコンテンツを作れば良いっていう訳ではありません。

大手には真似が出来ない、個人ならではの強みを活かしたコンテンツ作りをしていけば、もしかしたら生き延びれる可能性はあるかもと僕は思っています。

まとめ

僕は以前、「ブログってお金の掛からない投資ですよね」で、「ブログは資産になる」なんて書いているのに、こんな記事を書いてしまいました・・・。

もちろんこんな事を書いておきながら、資産になる事は間違いないと思っています。

とは言え、資産価値はどんどん減少していくだろうなという懸念はありますけどね・・・。

あくまで僕の見解ですし、まだ1~2年くらいはブログバブルは続くと思います。

大学生で月40万近い広告収入を得ている人もいるようですので、このバブルに乗って資金を作り、色々な投資に分散しておくのが賢明な判断かもしれません。