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ブログの広告収入で得た所得はちゃんと確定申告しよう!やり方やどんな人が対象になるのか解説していくよ!

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ブログを書いている人の多くが、Google Adsense等の広告収入を得ており、ブログの広告収入で得た所得は課税の対象となるので、確定申告が必要となる場合があります。

しかし、副業なのかブログ専業なのかによって、確定申告が必要な人と不要な人が出てきますので、今回はどんな人が確定申告をしなくてはならないのかについて書いていこうと思います。

ブログの広告収入を確定申告する場合の経費の考え方は、「ブログの広告収入は確定申告するべきだけど、どこまでが必要経費になるの?」をご覧ください。

確定申告しなくてはならない人

まず、確定申告しなくてはならない人ですが、「2015年1月~12月」までの期間でどれくらい広告収入を得ているのか、それと、会社員として給与を貰っている人と専業主婦などでブログの広告収入しか収入が無い人の場合で異なります。

◆広告収入以外に所得がある給与所得者(会社員副業ブロガー等)

給与所得以外の収入(オークションや広告収入等)が20万円を超えている場合は確定申告が必要

◆給与所得が無く、広告収入しか収入が無い人(専業主婦や専業ブロガー等)

オークションや広告収入等の合計が38万円を超えている場合は確定申告が必要

これ以下の金額の場合は確定申告が不要

上記の内容よりも、広告収入の金額が低い場合は、確定申告が不要となります。

ただし、注意点がひとつあり、住宅ローン控除の1年目や、医療費控除などで確定申告を行う場合は、全ての所得を申告する必要があります。

確定申告しなかった場合どうなるのか?

さて、「確定申告が必要な金額をギリギリ越えたくらいだから、申告しなくても今年は良いか!」とか思っている人もいるかもしれませんが、広告収入は基本的に全て自分の銀行口座に振り込まれるシステムとなっているので、絶対にバレます!

金額が少ないからと言って、侮ってはいけません。

確定申告をする必要があるのにしなかった場合、以下の様なペナルティが課せられる可能性があります。

無申告加算税が発生する

確定申告の期限を過ぎた後に申告をしたりすると、その分のペナルティとして、無申告加算税が発生します。

無申告加算税は、原則として、納付すべき税額に対して、50万円までは15%、50万円を超える部分は20%の割合を乗じて計算した金額となります。

これってかなり重いペナルティですからね・・・計算したらわかると思いますけど。

無申告加算税に関しては、国税庁の「確定申告を忘れたとき」というページが参考になります。

延滞税が発生する

無申告加算税は、「申告日までに申告出来なかった分のペナルティ」となりますが、延滞税は、「払うべき期日を過ぎても支払わなかった場合のペナルティ」となります。

読んでいて分かる人も思いますが、無申告加算税を支払う時は、同時に延滞税を支払う事となります。

延滞税は、納付期限から2月を経過する日までは「年7.3%」、2月を経過した日以後は「年14.6%」となります。

もう本当に厳しいペナルティとなりますので、こんなもの支払うくらいなら最初から確定申告して支払った方がマシでしょう。

延滞税に関しては、国税庁の「延滞税について」というページを参考にしてください。

確定申告を行う期間

さて、平成27年分の確定申告の期間は、「平成28年2月16日(火)~平成28年3月15日(火)」の間に済ませなければなりません。

今年度の確定申告の期間はもう近付いているので、そろそろ確定申告の用意はし始めないといけないですね。

ギリギリの3月14、15日に関しては、税務署はめちゃくちゃ混みます!

ホントみんなギリギリにやってきて、税務署の署員にめちゃくちゃ質問しまくってます。

ですので、早めの申告をおすすめします。

確定申告のやり方

確定申告には、事前に「青色申告承認申請書」を提出している人の場合は「青色申告」、それ以外の人は「白色申告」という方法で申告する事が出来ます。

やり方はそれぞれ違うのですが、この記事内で説明すると半端ない量になってしまいますので、国税庁の以下のページがめちゃくちゃ参考になります。

このページを読んで、それぞれの方法で申告をして頂きたいのですが、正直確定申告って分からない事だらけだと思いませんか?

税についての相談窓口を利用しよう!

確定申告は結構難しいですので、やっぱり税務署でこの時期くらいから、相談に来る人が大量にいます。

その為、国税庁は「税についての相談窓口」を作成しています。

こちらで最寄りの税務署を探して、電話を掛け、分からない事を相談してみましょう。

自分で確定申告をしたい人の為に役に立つ書籍

確定申告のやり方を図付で、丁寧に解説されている書籍も沢山発売されています。

その通りの流れに沿って確定申告を進めていけば良いだけなので、自分で確定申告をやる人は以下の書籍を参考にしてみてください。

世界一わかりやすいネットで稼ぐ人の「確定申告」塾 平成25年度税制改正対応版

世界一わかりやすいネットで稼ぐ人の「確定申告」塾 平成25年度税制改正対応版

 

 

フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す! 元国税調査官のウラ技 第2版

フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す! 元国税調査官のウラ技 第2版

 

ブログでそこそこの収益をあげている人は税理士にお願いするのも手

正直、確定申告ってめちゃくちゃ時間と頭を使うんですよね。

青色申告の場合は帳簿が必要ですし、素人がいきなりやれと言われても、多分ほとんどの人が出来ないと思います。

そこで、それなりにブログで収益をあげている人の場合、税理士さんに依頼するというのも手です。

僕は学生時代に個人事業をスタートしてすぐに税理士さんと顧問契約をしましたので、自分で確定申告をした事がありません。

確定申告に使う時間をお金で買っているというイメージですね。

毎月3万円を顧問料として支払っていますが、個人事業でやる場合、所得税だけでなく色々と支払うべき税金が出てきます。

また、節税について色々と教えてくれたりと、税金で怖い思いをするくらいなら、プロに全部任せた方が良いのではという判断です。

毎月顧問料を支払うのが厳しいという人の場合、確定申告だけを請け負ってくれる税理士さんも沢山います。

地名 確定申告 税理士」と検索すれば、おそらくいくらでも税理士事務所のHPが出てくると思うので、相談してみてはどうでしょうか。