運営歴に注意!独自ドメインを取得する際に気を付けなければいけないポイント
僕ははてなブログを始める際に、最初からはてなブログProと独自ドメインで始めました。
独自ドメインによるメリットとProでデフォルトの広告を外したかった事と、それに掛かる費用はすぐにペイ出来ると思ったからです。
そんな事から、独自ドメイン「netpossib.com」を取得した訳ですが、僕がドメインを取得する際に気を付けているポイントを紹介したいと思います。
これから独自ドメインを取得しようと思っている方には、特に読んで頂きたいです。
そのドメイン前に誰か使ってない?
ドメインの取得はどこで行っても構いませんが、ドメイン名を入力して、取得可能と表示されていても、すぐに取得するのは待ってください。
そのドメインは以前誰かに使われていた可能性があります。
どういう事かと言うと、ドメインには有効期限があり、有効期限が切れたドメインは、また一般開放されて取得する事が出来るのです。
以前誰かが使っていたドメインじゃダメなの?
実は、以前誰かが使っていたドメインは、「中古ドメイン」と呼ばれ、真っ当に運営されていた、ドメインは高値で取引されています。
参考までに、「中古ドメイン販売屋さん」というサイトを見てみてください。
数千円から、高いものだと十万円以上の値がついている物もあります。
しかし、高値が付くドメインは、あくまで「真っ当に運営されていた」ドメインのみです。
例えば、映画のキャンペーンサイトなどは、上映が終了した後はドメインの更新がされず、期限が切れると同時にドメイン業者が瞬時に取得しています。
ここで分かるかと思いますが、「真っ当なドメインの場合、ドメインの期限が切れたと同時にドメイン業者が瞬時に取得する」というのがポイントです。
つまり、運営歴があるのに取得できるドメインは、「真っ当な運営をされていないドメイン」である可能性が非常に高いのです。
真っ当な運営をされていないドメインとは
そもそも何で中古ドメインが高値で取引されているかという話から入りますが、例として映画のキャンペーンサイトの話をしていますが、そういったキャンペーンサイトって色々な所でシェアされていますよね?
SNSだけでなく、まとめサイトや個人ブログなど、「良質なリンク」が大量に貼られているドメインなんです。
そういった中古ドメインでサイトを作ると、良質なリンクを大量に貰った状態から始められるので、相当なアドバンテージがあるのです。
ドメインエイジの観点からも、中古ドメインは優遇されているとも言われますね。
では、真っ当な運営をされていないドメインの解説にいきましょう。
真っ当な運営をされていないドメインとは、SEO業者によって取得され、特定のドメインの検索順位を操作する事を目的して使用されていたドメインを指しています。
こういった使い方をされているドメインは、「Googleにペナルティを受けている」可能性も非常に高いのです。
基本的には誰にも使用されていない、まっさらなドメインを取得した方が良いでしょうね。
運営歴があるかどうかを調べる方法
では、運営歴があるかどうかを調べる方法を紹介したいと思います。
まずは、「お名前.com」でも「ムームードメイン」でも良いので、アクセスし、自分が取得したいドメイン名を入力してください。
そこで、希望のドメインが取得可能だった場合、取得する前に以下の方法を試してみてください。
検索エンジンでドメイン名で検索する
まずは、Yahoo!やGoogleでドメイン名を検索してみてください。
運営歴があれば、インデックスが残っていたり、どこかのサイトからリンクされていたりと、検索でヒットする可能性が高いです。
とは言え、検索でヒットしなかったからと言って、運営歴が無いとは言えません。
次に以下の方法を試してみましょう。
Internet Archiveに残ってるか確認する
「Wayback Machine」というサイトで、過去に運営歴があるかどうかを調べる事が出来ます。
例として、「yahoo.co.jp」を入力してみましょう。
運営歴があると、この様にArchiveが残されています。
例えば、2000年のYahoo!Japanを見るとこんな感じで残っています。
こういうデザインのテキストサイトは非常に懐かしいですね・・・。
運営歴が無い場合は、以下の様な画面が表示されます。
注意ポイントですが、このArchiveに残っているのは、Waybackのクローラーが巡回し記録した場合のみ残ります。
どこからもリンクを貰っていなかったり、ほぼ運営されていなかったりすると、この画面が表示される可能性がありますが、その場合は取得しても問題ないでしょう。
検索エンジンとArchiveの2つの方法で調べて運営歴が無いと判断出来れば、取得しても問題ないと思います。