一度は会社員として働くべきなのか?大学卒業後すぐにフリーランスになるという選択
はてぶを読んでいて、「新卒でフリーランスになるという事」がトレンドになっている気がしたので記事を書いてみようと思います。
おそらく、事の発端は、「会社を利用しないのはもったいない」と書かれたこの記事。
僕もこの記事しか読んでいないのですが、色々と思う所があるので。
人生は常に選択肢の連続で、どちらが正解かは死ぬまで分からない
僕自身、大学卒業後就職せずに、フリーランスとしての道を選びました。
それから3年経ちましたが、現時点では成功している方だと思いますし、後悔はしていません。
僕は、「人生は常に選択肢の連続で、どちらかが正解かは死ぬまで分からない」と思っています。
今回のケースで言えば、大学卒業と同時に就職するか、フリーランスになるかっていうのは、どちらか一つしか選べない選択肢なんですよね。
僕はどちらもメリット・デメリットがあると思っていて、正解・不正解は無いと思うんです。
人生は統計で決めるものじゃないから
一度は会社員として経験を積むべき派の中に、「会社員経験をせずに起業した人は常識が無い人が多い」という意見を見ました。
でも、常識がある人ももちろんいますよね?
会社員としての経験を積まずにすぐに起業して成功してる人っていっぱいいるんですよね。
もちろん、失敗している人も沢山いるんですけど、人生って統計とか確率で選択肢を決めるものじゃないないですよね。
僕はそんな人生つまらないですし、今僕が一番やりたいと思っている事をやるべきだと思うし、それを正解にする為にどれだけ努力をするかが人生の醍醐味だと思うんです。
大学卒業後すぐにフリーランスになった僕ですが、当然会社員になる事で得られる物が沢山あるっていうのは理解しているんですよ。
その上で、新卒カードを捨ててでも、すぐにフリーランスになるっていう選択の中にも得られる物が沢山あるっていうのを感じた上でなんです。
新卒カードを捨てるくらいだからそれだけの覚悟を持って
僕はやぎろぐの彼とは面識が無いので伝わるかどうかは分かりませんが、新卒カードを捨ててフリーランスになるっていう人は今後どんどん増えていくと思うんですよね。
そんな人達に言いたいのは、「新卒カードを捨てるくらいだからそれだけの覚悟を持って」という事です。
フリーランスになる人の中にはたまに、「最悪ダメになっても、この経験を活かしてどこかで働かせて貰えるでしょう」って事言う人いるんですよね。
いや、実際に雇ってもらえる所は沢山あるのかもしれません。
ただ、フリーランスってそんなに甘いものじゃないんです。
新卒カードっていう就活においてのプラチナチケットを捨てる訳だし(僕は就活してないから分からないんですけど)、フリーランスになった時点で、周りのフリーランスだけでなく、大企業とも戦っていかなければならないんですよね。
どんな職種だろうが、競合って絶対いるし。
僕は大学卒業後すぐにフリーランスになる時には、「この仕事で一生食っていけるお金を稼ごう」って気持ちで始めました。
失敗したらどうしようって気持ちなんて、その時も今も無いんですよね。
自分が選んだ道を正解にする為に努力し続けるだけですから。
起業がもっと支援される国になって良いと思うんだけど
これはホント個人的な意見ですが、日本は企業がもっと支援される国になって良いと思うんですよね。
大学卒業後すぐにフリーランスになるだけで、これだけ批判(心配?)されるってちょっとおかしいなって。
今大きな組織にしている会社の社長さんって、やっぱりこういったフリーランスの時代を経てるはずですよね。
つまり通過点だと思うんですけど、この時点であんなに批判している人がいるんだから、起業する人が圧倒的に少ない理由も分かりますよね。
そもそも新卒カードが強すぎるのもちょっとおかしいし、こういった経験を積んだ人達が例え失敗しても、その後の進路が決まりやすいような仕組みとかも作っていくべきじゃないかなって。
もちろん、起業してる側の僕がこんな事言うと、「甘い事言うな!」という意見が飛びそうですが、僕自身はその後の進路なんて不安に思っていません。
そういう事ではなく、起業する人が増えるような国にしていく事で、もっと日本が成長するんじゃないかなって。